数日後に夏休みを控えたある日、柳瀬恭平(やなせきょうへい)のクラスに一人の女子が編入される。
 それは幼い日に引っ越した幼なじみの少女、高円寺沙由香(こうえんじさゆか)だった。
しかし話し掛ける恭平に沙由香はそっけない返事を返すばかり、あげくの果てに恭平の事を「知らない人」と言う。

その夜、沙由香の家に足を運んだ恭平の前に一人の少女が現れる。
彼女は高円寺マドカ。 自称 沙由香の妹。
追求する間もあたえず、マドカは恭平を追い返す。

翌日の下校途中、再び沙由香に話しかけようとする恭平。
と、突如響く爆発音、そして爆風の中から怪人の群れが現れる。

それは侵略軍団ダイラストだった。

一人路地裏に駆け出す沙由香。後を追いかけた恭平は、オナニーに耽る沙由香の姿を目撃する。
動揺した恭平は物音を立て、沙由香に気づかれてしまう。

その瞬間、沙由香は絶頂の叫びと共にまばゆい光に包まれ、戦士の姿へと変身する。変身した沙由香はダイラストを撃退した。

訳の判らぬまま帰宅した恭平の元を訪れるマドカ。
マドカは自分がロボットである事、沙由香が戦士エスカレイヤーに変身してダイラストと戦っている事、変身のエネルギーが性的興奮によって得られる事を語る。
昼間のオナニーはエネルギーの充填だったのだ。
マドカと沙由香はエネルギーを得るため、恭平に協力を要請する

「お願い、私をドキドキさせて!」

沙由香の涙ながらの訴えにも渋る恭平に、マドカは一枚の紙を差し出す。それは恭平が幼い頃、沙由香にあてて書き、届く事なく無く机の中にしまわれたラブレターだった。

「イエスと言わなければ、この手紙を世界中にばら撒く事になりますが」
「この野郎、機械のクセに人間を脅迫する気か!」
「あいにく私にロボット三原則はインプットされておりませんので」
「ぐ…わかったよちくしょう……協力してやる」

 恭平はついに頷き、H&戦いの日々が始まった。

 目指すは打倒ダイラスト。

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