「あっ! くっ…んんっ!
だっ、ダメです…そんな恥ずかしいとこ……
んっ、あふぁっ! ああっ!」
「ここを弄られるのは気持よくないか?」
「い、いえ……でもっ……
あ、んんッ! 変、です、長官っ…!」
「どういう風に?」
「あ、あぁっ…!
ふ…ふわふわ、して……体が、勝手に、びくって…
んん、これっ……これ、気持ちい…んです、か…?」
覆い被さる東郷の背にしがみつき、
肩に顔を埋めるようにして熱い息を吐きながら、
デーニッツは強張る体から少しずつ力を抜いていった。
「ああ、そうだ。君は気持ちよくなってる…
もっと力を抜いて、感覚に集中してみるといい。
俺は君にそうして欲しい」
「ふあっ、あっ……長官……
ん、んんっ……! 私……私、こんな……
恥ずかしいところ…で……あ、あ!」
次第に快感に身を任せてゆくデーニッツの声を聞き、
東郷はさらに指先に力を込めてスリットを
擦り立てていった。
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