ドクツ第三帝国

ドクツ首都
△ ドクツ首都

敗戦後の惨状から急速に復興した、宇宙最高の天才を総統とする国家。
二十二年前の第一次宇宙大戦での敗戦で長らくぼろぼろだったドクツの国民は、二年前、イタリンで興ったファンシズムの影響を受け、一人の少女を国家の代表に選んだ。
見た目だけのアイドルとして選ばれたはずのその少女、レーティア・アドルフは、実は正真正銘の宇宙最高の天才であり、様々な改革でドクツを完全に建て直した。
現在ではドクツ政府の支持率は100%を達成し、国民の誰もがアドルフを正しいと信じ、ついていくつもりでいる。

[ファンシズム]

偶像崇拝を主体とした独裁的政治体制や運動、思想の総称。
二年前、長く続く政治不信により「政治なんて誰がやっても一緒」という意識が蔓延していたイタリンで、美少女ムッチリーニが「誰がやっても一緒なら見た目が可愛い方がいいんじゃね?」という国民の票を集め、国のトップに登りつめたのが始まり。
偶像独裁政権を求める風潮は周辺国にも広がり、アドルフは同様の手法を大々的に取り入れてアイドル活動をしている。

[組織図]