ガメリカ共和国

ガメリカ首都
△ ガメリカ首都

エイリスに迫り追い越す勢いで急成長している、若い民主主義国家。
元々はエイリスの植民地だったが、二世紀ほど前に開拓移民が決起し、独立を勝ち取って建国した。
伝統を持たないが故に、自由と平等と正義を旗頭に発展を続けている。
国政を行う大統領と議員を国民が選挙で選ぶという民主的な体制をとっており、その平等さと実力があれば国のトップにもなれるという事実が国民の夢と誇りになっている。

だが実はその理想的な体制は建前であり、実際には国内に拠点を置く四大財閥がガメリカを支配している。

[四大財閥と若草会(わかくさかい)]


四大財閥にとっての正義は、より多くの富を得ること。
その財閥が一人ずつ代表者を出し、合議制で国の方針を決める秘密結社が「若草会」。
エイリスの女王制度にならった慣例により、若草会に加わる陰の財閥代表は若い女性が選ばれることになっている。
若草会に所属した令嬢たちは大統領官邸で人知れず会合を持ち、傀儡である大統領に指示を与えている。


△ 太平洋艦隊
[組織図]