[怪獣]
宇宙空間に生息している巨大生物。
様々な生態を持ち、攻撃的な種は宇宙船を見ると攻撃してくる。
多くは数百メートルを超える体を持つ。
[大怪獣]
人類の活動圏に五体の生存が確認されている、惑星規模の巨大生物。
体内にワープ機関相当の器官を備えているらしく、ワープゲートを通過して複数の星域に現れるものもいる。
現在の人類の力では殺傷できず、辛うじて撃退できる程度なので、大怪獣の襲撃を受けるのは自然災害に等しい。
[飛来する厄災] エアザウナ
全世界を回遊している最も有名な大怪獣。
優美にも見える外見とは逆に凶暴で、様々な星域に現れては暴れて去ってゆく。
[宇宙蜜アリ] ガワタスガル・ビゥ
アボリ人の怪獣姫が鎮めていると言われており、それが事実ならば、人類が制御している唯一の大怪獣である。
表面に大気や海洋があり、生態系が成立している。
アボリ人はガワタスガル・ビゥ上の陸地に住んでいる。
[星喰らい] 富嶽
シベリア-日本-マイクロネシア間を定期的に回遊している大怪獣。
惑星に接近し、自身の重力に引かれてきた大気や破片を食べる。
日本では富嶽を撃退する「神風の儀式」を帝の務めとしている。
[輝ける皇冠(おうかん)] ザラマンダー
現在は北欧の氷の惑星に埋まっている。
北欧の伝説では、星に根を張り、エネルギーを吸収すると言われている。
細分化した根は触手として人間にも襲い掛かると伝えられている。
[真理を伝える者] ニガヨモギ
ニガヨモギは不思議な歌を歌い、それを聞いた人間は忘れていたかったことを思い出したり、幻覚を見たり、発狂したりする。
耳栓は通用せず、脳に直接響いてくると言われている。